【ヒルナンデス!】包丁研ぎ職人が教える、してはいけない保管場所

【ヒルナンデス!】主婦が包丁研ぎ職人に学びたい10のこと

※2017/7/3放送より

やってしまいがちな包丁に関するNGなことや、包丁研ぎ職人から見た包丁の正しい使い方をいろいろ伝授してくれるコーナー。今回で2回目となります。

教えてくれる包丁研ぎ職人は、かまた刃研社の鎌田晴一さん。

かまた刃研社は、調理道具と言えば…の浅草合羽橋で90年以上続いている、老舗の専門店です。

包丁は、食洗機で洗える?

これは何となく想像がつく方もいるのではないでしょうか。

答えは×。

包丁は食洗機では、洗えません。

理由は、洗浄中ではなく、洗った後の高熱乾燥。

その高熱により、柄の部分がだめになってしまうんです。

最近では、オールステンレスの包丁をよく見かけるようになりましたが

メーカーによってはオールステンレスの包丁でも、食洗器は不可としているところも多いようです。(実際に上記のグローバルも不可と記載されています)

包丁=食洗機不可 と覚えてしまった方が早そうです。

食洗機を持っていない私からすると、包丁くらいパパッと洗っちゃいましょうと思ってしまいますが、それはきっと食洗機を持っていない僻みですね(笑)

包丁を手で洗う時にも注意するポイントがあった!

包丁を洗う時、スポンジを折ってゴシゴシ…とやってはいませんか?

私はやっていました。

それ、NGです!

包丁は必ず刃元から刃先に向けてのみ動かさなければならないんですって。

擬態語で考えると、ゴシゴシより、一方通行にゴシッゴシって感じでしょうか。

また、洗った後早く乾かすことができ、汚れ落ちも良いことから、冷水ではなくお湯で洗うことが薦められていました。

包丁には湿気が大敵。
サビの原因を作ってしまわないよう、乾いた状態を保つことが大切だったのです。

そのことから、やりがちだけど、やってはいけない大きなポイントが…

それは保管場所↓

包丁の保管場所。まさかのあそこがダメだった!

包丁はどこに保管していますか?

キッチンの環境や好みによってさまざまだとは思いますが、昔から一番多いのがシンク下の扉裏にある包丁入れではないでしょうか。

それがNG!!!

皆さんもご存知のように、シンク下は湿気が多いです。

なので包丁がさびやすく、包丁入れの場所としてはふさわしくないんですね。

じゃあなんでそんなところに包丁入れができたんだー!と言いたくなってしまいますが、キッチンの利便性と包丁から見た最適な保管場所は違うということです。

ちなみに、私は包丁やキッチンばさみなどの刃物類を食器棚の引き出しにまとめていました。

そこも、シンク下ほどではないにしろ、引き出しの中なので、通気性という面では疑問が残るところです。どうしよう。

おしゃれなキッチンで見かけるナイフブロック。

こういったものが包丁の保管に向いているそうです。

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